~この記事もご一緒に~
ネタ切れ解消!今日から始める道具いらずのレクリエーション集 第一弾
はじめに
高齢者向けの四字熟語クイズのやり方とクイズで
よく出る四字熟語の種類についてです。
四字熟語ってクイズで出されるとなかなか答えられないものですよね。
漢字で書いてといわれると、
私は正直自信がありません。(笑)
書くと難しいクイズも、言葉にすると同でしょうか?
リズムのような感じでスッと出てくる時ってありませんか?
でも、高齢者の方は難しい問題でも答えも知っていれば、意味も知っている方が結構いらっしゃいます。
今回はすぐに出来て頭の体操になる方法を書いていきます。
介護の仕事を始めたばかりの方は、先輩の職員のレクの進め方を見てまずは雰囲気だけで良いので実際に体験してみましょう。
四字熟語クイズのやり方
色々な形式がありますが
答えを出した後に熟語の意味も皆さんに問いかける形で聞いてみると
より楽しくなると思います。
例:
(答えは一石二鳥ですが、皆さんは一石二鳥だったな~って体験はありませんか?)
といった感じで私は利用者さんに聞いて
昔のことを話してもらったり面白い話を聞かせてもらったりしていました。
また、レクリエーションには特にテンプレートはありません。
「クイズの問題があまり出せなかったけど利用者さんの昔話で盛り上がった。」
「問題に関する豆知識で時間が過ぎてしまった。」とかでもいいと思います。
みんなで、楽しい時間を共有してレクリエーションの時間を楽しみましょう。
穴埋め問題形式
穴埋め形式で問題を出す場合は
①一文字を考えてもらうやり方:例(無病息災)⇒(○病息災)(無病息○)等
②二文字を考えてもらうやり方:例(無病息災)⇒(○○息災)(無病○○)等
「病気が無いことをなんと言うでしょう~。無病・・・なんでしょうか?」
とか「なになに息災といいますか?」という感じで問題を出します。
これが一般的でよくレクでも出されるのではないでしょうか?
道具を使わないで行う場合は、(賛否両論)⇒(○否○論)(賛○両○)という一文字飛ばしのものは
問題を出すほうが出題の説明に困るので
なにか道具があるときに出すのがいいと思います。
熟語の意味を説明して四字熟語で答えてもらう形式
例:
猪突猛進の場合、
「猪のように真っ直ぐに前しか見えてない事をなんと言うでしょうか?」とか
一期一会の場合、「一生に一度の出会いはなんと言うでしょう?」
と問題を出してそこから昔の恋バナに繋げてもいいと思いますよ(笑)
ですが、この形式は道具を使わないのはなかなか難しく
問題の事前勉強が必要な場合もありますが
上の穴埋め形式と組み合わせて出してもいいと思います。
例えば、穴埋め形式で「無病息災」という答えが出て
「家族やお孫さんが健康でいればいいな~」という会話になった時に
「家族も元気で自分も元気なのが一番いいですね!四字熟語で皆さんは何が思いつきますか?」と
クイズの問題につなげることも出来ます。
この場合、答えはひとつだけでなく色々な答えが出てきますよね。
私の場合(家内安全)(百薬ノ長)(不老長寿)とか答えがみんな違っていました。
なかなか思い浮かばないのでは・・・と思うかもしれませんが
話を続けたりヒントを出すと結構答えてくれるので
物は試しと実際にレクで行ってみてはいかがでしょうか?
代表的な四字熟語
■安穏無事
あんのんぶじ
・変わったこともなく、穏やかなさま。世の中や日日の暮らしが穏やかなさま。
■意気投合
いきとうごう
・互いの気持ちが、ぴったり合うこと。
■以心伝心
いしんでんしん
・言葉や文字によらず、心と心で通じ合うこと。
■一期一会
いちごいちえ
一生にただ一度だけ会うこと。
■一大決心
いちだいけっしん
・非常に重大な決意。
■一念発起
いちねんほっき
・ある事を成し遂げようと決心すること。
■一件落着
いっけんらくちゃく
・一つの事柄や事件が解決すること。
■右往左往
うおうさおう
・あわてふためいて、右へ行ったり左へ行ったりすること。
■大風呂敷
おおぶろしき
・大げさに誇張して話すこと。
■温故知新
おんこちしん
・すでに習得したことをあらためて学びなおして、新しい知恵を得ること。
■開口一番
かいこういちばん
・話し始め。口を開くやいなや。
■我武者羅
がむしゃら
・ひたすら突き進むこと。
■危機一髪
ききいっぱつ
・きわめて危険な状況に陥りそうなこと。
■器用貧乏
きようびんぼう
・中途半端で大成しないこと。
■公明正大
こうめいせいだい
・公平でやましいところがないこと。
■極楽浄土
ごくらくじょうど
・いっさいの苦しみがなく安楽のみのある理想の世界。
■古今東西
ここんとうざい
・昔から今まで。
■言語道断
ごんごどうだん
・言い表せないほどあまりにひどいこと。
■才色兼備
さいしょくけんび
・すぐれた才能と美しい容姿の両方を備えていること。
■残念無念
ざんねんむねん
・くやしく思うこと。
■自画自賛
じがじさん
・自分のことを自分でほめること。
■弱肉強食
じゃくにくきょうしょく
・弱い者が強い者に滅ぼされること。
■十人十色
じゅうにんといろ
・人それぞれちがうということ。
■正真正銘
しょうしんしょうめい
・本物であること。うそいつわりのないこと。
■四六時中
しろくじちゅう
・一日中。いつも。
■千差万別
せんさばんべつ
・一つとして同じものがないさま。
■泰然自若
たいぜんじじゃく
・落ち着いていて、少しも物事に動じないさま。
■大胆不敵
だいたんふてき
・度胸がすわっていて何物をも恐れないこと。
■天下泰平
てんかたいへい
・世の中が平穏無事であること。
■二者択一
にしゃたくいつ
・どちらか一方を選び取ること。
■二束三文
にそくさんもん
・多くまとめても値打ちがなく、安いこと。
■日常茶飯
にちじょうさはん
・平凡でありきたりなこと。
■日進月歩
にっしんげっぽ
・絶えず進歩すること。
■二人三脚
ににんさんきゃく
・二人で力を合わせて一つのことをすること。
■年功序列
ねんこうじょれつ
・年齢によって地位の上下がきまっていること。
■八十八夜
はちじゅうはちや
・立春から数えて八八日めの日。
■百発百中
ひゃっぱつひゃくちゅう
・すべて的に命中すること。
■文明開化
ぶんめいかいか
・世の中が開けて、生活が便利になること。
■変幻自在
へんげんじざい
・思いのままに、変化したり出没したりすること。
■本末転倒
ほんまつてんとう
・物事の重要なところと、どうでもよいところとを取りちがえること。
■満場一致
まんじょういっち
・同じ意見でまとまること。
■三日坊主
みっかぼうず
・何をしても飽きっぽくて長続きしないこと。
■無病息災
むびょうそくさい
・病気をしないで、健康であること。
■無理難題
むりなんだい
・とうてい聞き入れられないような要求のこと。
■名誉挽回
めいよばんかい
・失われた信用や名声を取り戻すこと。
■問答無用
もんどうむよう
・これ以上話し合ってもなんの役にも立たないこと。
■有言実行
ゆうげんじっこう
・言ったことは必ず実行すること。
■優柔不断
ゆうじゅうふだん
・決断ができないこと。
■悠悠自適
ゆうゆうじてき
・のんびりと暮らすこと。
■老若男女
ろうにゃくなんにょ
・老いも若きも男も女も。年齢や性別を超えたあらゆる人々。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの毎日のレクリエーションに役立てればと思います。
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