実技試験は今はほとんどの方が免除対象になります
以前は、介護福祉士の資格を取得するためには、筆記と実技の両方を合格しなければいけないのはご存知のとおりです。
令和元年現在は、法改正により養成校の「専門学校卒業生」と 就職しながら資格を取る「実務経験」の方は実技試験は免除されます。
詳しい概要はこちら
試験についてのホームページ⇒公益財団法人社会福祉振興・試験センター
なぜかというと、
専門学校卒業生
介護実習などがあり免除される
実務経験
筆記試験を受けるには実務者研修を受講する必要があり、
「実務者研修」自体が実技試験が免除になる要件になる。
とてもざっくり簡単に説明すると以上のようになります。
今では、ほとんどの方が実技試験を免除できるようになってますね。
近い将来は実技試験自体がなくなるかもしれませんね。
その代わり、しっかりとした講習を受講する必要が出て来ると思われます。
筆記試験はもちろん緊張しますが、実技試験の緊張はそれの何倍も緊張します。
みなさんが、仕事でしている当たり前の対応をすれば、まず不合格になることはありませんが、周囲の緊張と試験会場の雰囲気で頭が真っ白になって、思考ができず不本意ながら不合格になる方もいるからです。
結論としては
1 試験の時に点数を付けられながら見られている
2 実技試験の内容が分からない
3 時間制限がある
この3つだと思われます。
では、その原因はまずは何か、試験のどの部分で緊張やプレッシャーがあって不安になるのか、その解決を記事にしましたので試験の際の参考にしてください。
そして、実技試験を受験する方は実技試験を合格して、ぜひ介護福祉士の資格を手に入れてください。
介護福祉士の実技試験に緊張する主な理由
実技試験は運転免許の取得の際もそうですが、とても緊張しますよね。
路上教習では緊張して自分が正しいことをしているのか、間違っているのか分からずに合格したり不合格になっている方もいると思います。
介護福祉士の実技試験も同じでしょう。
その原因の大きな理由は、大きく3つに分けられます。
1 試験官の人に見られて、点数をつけられながら受験しなければならない。
これは、まさに緊張の代名詞ですね。
合格基準は100点中60%。その年の難易度によって多少違いますが何パーセントで合格だったのかは公表されていません。
それと、モデルになる人も実際には健康な方なのでどうしても介助するのに違和感が出ますよね。
2 実技試験の内容が、その日にならないと分からない。
実技試験では、試験の直前に試験内容の問題用紙が配布されます。
どんな状態の方のなんの介助をして、制限時間何分で・・・といった内容の用紙です。
文字だけで試験内容を把握しなければならず、
私の知人で試験を受けた方は、
頭が真っ白になったとか、
正しいことをしてるのか間違っているのかわからなかった、
試験中自分が何をしているのか覚えてない、
と振り返っています。
3 5分という制限時間がある
時間制限がある中で、かなりのプレッシャーじゃなかったのかと思います。
試験のプレッシャーと合わさり、最後まで介助できず時間切れになった方もいるのではないでしょうか?
合格基準もわからないため、目標の半分しかできなかったけど合格したとか、早く全部できたのに不合格になったとか、色々聞きますが採点の基準とか真相はわかりません。
基準が曖昧といえばそうだし
正直、答えはそれこそ無限にあると思います。
まとめ
実技試験を受ける方で、合格するかどうか迷っている方はまずは自身のマインドをしっかり持つ必要があります。
介護の理念は、実技試験の理念自体が、利用者の方の残存機能や本人の意欲を尊重して、安全に安心に介助を行い、それを基に適切に介助を行う。
また、安全の配慮、利用者さん自身の意思の尊重や選択の自由を大切にしなければなりません。
私もそうでしたが正直、いつの間にか自分主体・仕事主体で働いているときがありました。
試験では、そういった目に見えない自身のマインドがそのまま実技として出てしまいます。
初心を忘れずに思い出すことで、必ず実技試験は合格出来るでしょう。
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