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介護職員必見!夜勤は体力勝負?もっと楽~に疲れず夜勤をする最強の裏ワザ

投稿日:2019年1月23日 更新日:

みなさんは夜勤にどういう印象を持っていますか?

介護で現役の方、これから介護の仕事を始める方、夜勤に対してどういうイメージを持っている出しょうか?

私のイメージは

「眠れない」

「休憩時間がない」

「昼より職員の人数が少ない」

「勤務時間が長い」

「夜勤手当がうまい!」

「利用者さんが急変したらどうしよう」

「夜勤明けは変に高いテンションになる」

「意外とトラブルがない」

というイメージです。

私は9年やってましたので、だいたいの現役の皆さんはこんな印象ではないでしょうか?

今回はキツイといわれている介護の夜勤を楽~に疲れず働くための裏ワザを記事にしていきます。

介護現場の夜勤は体力・精神的にきつい!その原因は?

勤務時間が長い2交代制と8時間勤務の3交代制当と夜勤の勤務時間は施設によって違います。

16:30~翌9:30
17:00~翌10:00

の休憩2時間の通しの夜勤と

16:00~0:00 0:00~9:00
17:00~1:00 1:00~10:00

の準夜勤と深夜勤の2回に分ける勤務体系が一般的です。

これは事業所によって違いますが、

私は夜勤が2回に分かれていました。皆さんの夜勤形態はどうでしょうか?

日本医療労働組合連合会の発表によると

【出典】 2016年介護施設夜勤実態調査結果 12 夜勤形態 4、夜勤実態

夜勤形態では、「2交替夜勤」の施設が9割近く
を占めています。また、「2交替夜勤」を実施して
いる117施設のうち80施設(68.4%)で勤務時間16
時間以上となっており、圧倒的多数の介護現場で長
時間夜勤が強いられていることが明らかになってい
ます。

という結果が出ており、ほとんどの施設が2交代との統計が出ています。

これは、夜勤者が利用者の就寝前と起床後の状況を把握できることと、

夜勤明けの次の日が必ず休みになることが2交代制が多くの施設で採用されている理由となってます。

3交代制では夜勤明けが休日扱いにならないため、

夜中に家に帰ってから朝の9:00から仕事とかの勤務があるところもあるようです。

休憩時間や仮眠時間があるか

夜勤をするうえでの最大の問題は長年夜勤を続けるたびに体力的につらくなって行くことではないでしょうか?

3交替では、休憩時間と仮眠時間は1時間で2交替の施設では2時間とよく言われていましたが、

ネットでは「勤務に追われて休憩時間は無い」「そもそも一人でやってる」など実際のところ理想と現実に差がある状況です。

私は当時は仮眠室がなく来客用のロングソファーに横になっていました。

夜に眠れない利用者さんと一緒に座っていた思い出があります。

私はグループホームなど小規模の施設で働いたことはありませんが、

夜勤の休憩室がないところが多いと聞いたことがあります。

なぜ、夜勤のある職場に休憩室を作らないのかは正直疑問ですが、現実としてそういった職場も少なくありません。

夜勤の勤務形態と深夜専従の職員の雇用形態

上記にも上げましたが、施設の規模によっては夜勤は一人勤務のところもあり、これが精神的、肉体的な消耗や体を壊す原因となっています。

私は個人的には夜勤は二人で行うものだと思うのですが、

人手不足の現状がそれを実現できないでいる原因ではないでしょうか?

私が務めていた施設では夜勤専門の方はいませんでしたが、

施設によっては雇用が深夜専従の経験がある方もいらっしゃるはずです。

以前は正社員での採用があったようですが、

現在はアルバイトやパートの非正規雇用の割合が多くなっていて、

給与面では高額ですが、

雇用契約や福利厚生にバラツキがあるためしっかりと契約内容を把握しておく必要があります。

楽~に疲れず夜勤をする最強の裏ワザ

現在日本の社会は労働人口の三分の一は交代勤務で働いているといわれています。3654日24時間誰かが働いています。

夜は長く働きすぎないようにとか、

介護の現場では3交代制を普及させるとか言われていますが、なかなか改善しません。

実情は行政に頼らず個々の職場で日々改善がされている状況です。

では、私たち個人で対策できないのでしょうか?

夜勤で疲れず楽に働けるコツを紹介します。

夜勤前のその日の過ごし方

夜勤前は夕方まで時間があり、

ゆっくりできますよね?この場合夜勤前に昼寝をすることをお勧めします。

人によっては合わないかもしれませんが、

私はいつも夜勤前は朝に起きて昼の12時くらいから2時間ほど寝ていました

私の職場の人たちも夜勤前は一度朝に起きて夜勤前に寝ています。

20代の若い人はオールナイトでも大丈夫でしょうが

30代からは体に合わせて働き方も変えるべきです。

また、人によってはお昼近くまで寝ている方もいらっしゃるとは思いますが、

人間の生活リズムは太陽の光を浴びて調整されます。

一度起きてから昼寝をすれば生活リズムのずれを少なくできて睡眠不足や夜勤前のけだるさの緩和をすることができてお勧めです。

特に昼近くまで横になっている「寝だめ」は効果がありません。

睡眠が足りているのに無理やり寝ても浅い睡眠がずっと続くだけです。

寝ていたのに起きた後だるいのは、皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?

夜勤当日は無理をせず、最低限の用事を済ませたら無理せず昼寝をしてはいかがでしょうか。

仮眠の後に軽くストレッチをする

これは、私が実践していたやり方で年を取るごとにいい効果が実感できました。

夜勤の仮眠の後に軽くストレッチをしてから動くと短い時間でもすっきりとした睡眠をとることができ、するのとしないのとではそのあとの体の疲れ方が全く違いました。

背筋を伸ばしたり、膝を伸ばすストレッチをすると特に効果的で私はその日の気分で時間とかどこをストレッチするか決めていました。

特にやり方などはないし、個人の思いどおりにやっていただければ良いのですが、ラジオ体操が最強で私は一番効果があると思います。

時間がない方は一部でもよいので試してみてください。

また、気分的にもストレッチをすると、やる気が出るような気がします。

しないときは、だるさの方が勝るためなかなか体が動きませんでした。

効果としては交感神経が刺激されて、眠っていた脳が目覚めて体が活性化します。

ただ、いないとは思いますが人によっては無理に激しい運動はしないでくださいね。循環器系に負担がかかって血圧が上がるためです。

自分に合った無理のない運動をして少しでも夜勤の負担を減らしましょう。

寝る前にコーヒーを一杯飲む

「コーヒーを飲んだらカフェインが入っているから眠れないんじゃないか!」とおっしゃる方もいるかもしれませんが

「仮眠」の場合はコーヒーを飲むのが効果てきめんです。

理由は、カフェインとは飲んですぐに効果がなく、だいたい20分から30分くらいで効果が出てくるため睡眠状態に入るまでは効果がありません

また、仮眠から起きたあたりの嫌な眠気を催すことが少なくなりすっきり起きることができます。

私も夜勤の時は自販機でホットのコーヒーを一つ飲んでから仮眠をしていました。

ただ、一杯だけです。二杯以上飲むと経験上、尿意を催して仮眠の途中で起きてしましますから・・・

長時間の睡眠であれば覚醒効果のあるカフェインは摂取するのはお勧めしませんが、

短時間の仮眠であれば温かいコーヒーを一杯飲んでから休まれることをお勧めします。

まとめ

介護の夜勤は仕事前の昼寝と仕事中の仮眠時間を有効に使って体を休ませて、無理なく楽に疲れないように仕事をする事が重要です。

私自身20代の前半と後半ではこれを実践したかしないかで、かなり仕事のモチベーションが違いました。

ただし、現実として個人で対応できるものには限界があります。個々の職場で業務改善が取り組まれていますが、介護職の現状は皆さんが知ってる通りです。

少しでも早い待遇改善と人材の確保が期待されます。

今回記事にしたのは、私が実際に夜勤前や夜勤中に行っていた事です。

個人差はあると思いますが、皆さんの参考になり少しでも心も体も楽に仕事をしていただければと思います。

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