2019年現在、介護福祉士の資格を取るためには筆記試験と実技試験の両方で合格点をする必要があります。
以前は養成校を卒業すれば、ほぼ確実に介護福祉士の資格を取得できましたが、現在は一部を除き筆記と実技の試験は避けて通れません。
では、どのようにすれば独学で合格率が限りなく上がるのかを記事にしましたので参考にしてください。
ちなみに、結論から書きますと
「毎日継続すること」
「毎日継続する為の意思を持つこと」
「毎日継続する為の時間を作ること」
これに集約されます。
ですが、具体的にはどう行動するのか迷っている方は続きを参考にしてください。
筆記試験の具体的な試験対策
皆さんの悩みとしては、主に
①筆記試験の学習時間は?
②合格率を上げる勉強方法は?
③おすすめの試験対策テキスト
ではないでしょうか?
特に初めて受験する方は、試験日が近づくにつれてソワソワしますよね。
それに、
どう勉強すれば良いのか
一日何時間すれば良いのか
どんなテキストを読めば良いのか。
正直迷っていると思います。
ここでお断りしておきますが、
これから書いていることは、あくまで
「独学で介護福祉士の試験に合格したい」
「勉強に自信が無いけど、まずは筆記試験をなんとしても突破したい。」
「コツコツ地道に合格に近づきたい」
という方向けの記事ですのでご了承下さい。
①筆記試験の学習時間は?
筆記試験の学習時間についてですが、期間は3ヶ月で毎日1時間ほどの学習で合格されている方が平均で多い傾向にあります。
ちなみに、合格率は毎年の平均で60%~70%です。難易度によっては50%台の年もあったようです。
筆記が苦手な方は6ヶ月前から、毎日1時間の学習でも十分合格できる範囲ではないでしょうか。
ただし、これは毎日継続した場合なのでどうしても時間が確保できないと言う方は
・仕事の休み時間に学習する
・家族に協力してもらい時間を作る
・休みの日に長めに学習する
といった対策が必要ですが、
例えば6時間以上の勉強や1年以上前からの勉強などは、逆効果で疲労により頭に何も入ってこないので上記を目安にして学習しましょう。
ですが、なにより大切なのが毎日の継続です。
毎日の地道な学習の継続が、自信につながり試験の時も冷静に問題を回答することが出来ます。
なにより、合格する!というマインドをまずはしっかりと固めましょう。
補足・介護福祉士の試験日に合わせた勉強時間の作り方
介護福祉士の国家資格の受験申し込みは、毎年 8月上旬から9月上旬の間に受付しています。(日にちはその年で違うのでネットなどで検索しましょう)
試験についてのホームページ⇒公益財団法人社会福祉振興・試験センター
筆記の試験日は次の年の1月(筆記の合格後に実技は3月です)なので、これから考えると受験の申し込みを忘れずにしてから、学習を始めても時間的には十分合格できる時間はあるということですね。
(もちろん、就業されている方は職場への受験申請を忘れずにしましょう。)
8月に受験の申し込みをする⇒8月~9月までにテキストを探す⇒9月から筆記試験の学習を始める。
以上の手順であれば、毎日1時間を真剣に学習すれば筆記試験は合格できるでしょう。
また、4月くらいからテキストを探して、6月くらいから勉強を始めるのも余裕があっていいと思います。
ちなみに私は、筆記試験が苦手で不安だったので、4ヶ月前から2時間ほどの学習でした。
もちろん、毎日しました。
1月が試験月なので受験の申し込みを8月にして、テキストを探し、9月から毎日2時間の勉強をした、という感じです。
②合格率を上げる勉強方法は?
合格率を上げるためには勉強方法も重要になってきます。
独学の方がほとんどだと思うので独学での勉強方法の参考にしてください。
介護福祉士の筆記試験は5択問題で全125問です。
その中から正解を1問選んで、マークシートに番号を記入していきます。
試験時間は220分(3時間40分)
科目は以下の通りです。
・人間の尊厳と自立・介護の基本
・人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術
・社会の理解
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題
以上の11科目です。以外に多いですよね。
このうち、0点の科目が1つでもあれば全体で合格点を取っていても不合格となります。
苦手な科目は1点だけでも取りましょう。
ですので、限りなく合格点に近づくには試験日までに以下の事を最低でも達成しましょう。
①テキストは過去問と問題集の2冊を用意する。
②問題集を先に最低2周(不安なら3周)してから過去問を繰り返し解答していく。
③問題集と過去問を繰り返し学習して8割、9割は正解する。
どの試験の勉強方法も同じですが、毎日の地道な学習が確実に合格に近づきます。
独学の方は、孤独な中で勉強していると思いますが、みなさんが合格に向けて地道に学んでいます。
日々の積み重ねを楽しみつつ学習しましょう。
③おすすめの試験対策テキスト
自分に合ったテキストを選ぶのは、どの資格を取る際も非常に重要になります。
最初から、専門的な分厚いテキストを買っても何がなんだか分からないと思います。
字の大きさ・イラスト付き・問題の解答のわかりやすさ・ページ数などなど・・・
みなさんも、ここを選ぶのに時間をかけますよね。
そこで、最後に私個人のおすすめテキストを載せましたので参考にしてください。
また、選ぶコツとしては、問題集だけでなく過去問を使用して、
125問の220分という実際の試験を模擬試験という形で体験することが重要だと個人的に感じています。
問題集だけでなく、実際の試験での時間配分や問題に慣れておくことはとても重要です。
試験の参考にしてください。
もしくは、このあたりを参考にして選んでみてください。
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独学で筆記試験を合格する簡単なまとめ
・期間は3ヶ月で不安なら最長6ヶ月前、あまり長すぎず
・受験の申し込みを忘れずにして気持ちを高める
・毎日1時間は学習時間を確保する
・長期間すぎる・長時間すぎる学習計画は立てない
・なによりも、合格したいという意思を持つ
みなさんの合格を心より願っています。
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